
「消費者ニーズ」の解像度を高める
犬飼江梨子
フォレスト出版 / 2024-11-11
この本について
仕事でも日常でも、人のニーズをつかみ損ねて「なんで伝わらないんだろう…」「自分の考えだけで走ってしまってる気がする」と感じることがあります。相手の気持ちを知りたいのに、言葉にしてくれない。だからズレたまま迷い続ける、あの感じです。 この本を読んでいちばん刺さったのは、「感情を自覚して言語化するだけで、隠れていたニーズが見えてくる」という視点でした。消費者調査の話ではあるんですが、自分の周りの人とのコミュニケーションにもそのまま応用できるんですよね。怒っているとか喜んでいるといった表面的な反応ではなく、その背後にある価値観や“どうありたいか”に触れにいくことで、相手の選択が急に理解できるようになる。さらに、インタビューで「どんな良さがあるか」「それはなぜ大切か」と一段深く聞く方法も紹介されていて、会話の質を上げたい人にも役立ちます。 もうひとつ、個人的に助かったのは、自分が作る企画や提案が「本当に相手の困り事を解決しているか」を丁寧に確認するプロセスが書かれていたこと。感情が動いた瞬間を捉えるとか、言葉にならない不満を拾いにいくとか、日々の仕事で置き去りにしがちな部分を、無理なく拾えるようになります。 「相手の本音をつかむ準備の仕方を知りたい人」には特に刺さる一冊だと思います。自分の観察力に少し自信が持てるようになる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
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