
ノート・手帳・メモが変わる「絵文字」の技術 (中経出版)
永田 豊志
KADOKAWA / 201111
この本について
仕事のメモやアイデア出しをしていて、「書いているはずなのに頭が整理されない」「PCでまとめたはずなのに、読み返すとよくわからない」というモヤモヤ、僕もずっと抱えていました。結局、情報は並べているのに、自分の理解が追いついていない感じが続くんですよね。 この本を読んで面白かったのは、絵がうまくなるとかセンスを磨く話ではなく、「記号やラフな絵を使うだけで、思考の流れが変わる」という、かなり実務寄りの視点でした。たとえば、比較を矢印や図形で表すと、文章だけでは絡まってしまう関係性が一瞬で見えるようになるし、人物や概念をアイコン風に描くと、頭の中に空白ができて、新しい発想が入りやすくなる。プロのアイコンをお手本にすれば、オリジナリティはいらない、むしろ余計な装飾を削ったほうが考えやすい、というのも気楽でした。 もうひとつ刺さったのは、いきなりPCでまとめないほうがいい、という部分。構想の骨格を先に描いておくと、あとから文章を組み立てるのが驚くほどラクになるのを実感しました。メモを「記録」ではなく「思考の道具」にしたい人には合うと思います。 手を動かしながら考えるタイプの人、あるいはそうなりたい人には特にしっくりくる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
読書の順序
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