
臆病な僕でも勇者になれた七つの教え
旺季 志ずか
KADOKAWA / 2019-10-24
この本について
人の視線ばかり気にして、やりたいことがあっても一歩踏み出せないときってありますよね。自分の「好き」すら曖昧になって、どれが本心で、どれが周りへの忖度なのか分からなくなる。僕もよくその沼にはまっていました。そんなときにこの本を読むと、主人公のキラが悩みながらも自分の感覚を取り戻していく過程が、自分ごとのように刺さってきます。 特に強く感じたのは、自分のときめきやワクワクを“判断材料として扱っていいんだ”という視点でした。つい正しさや損得で決めがちなところを、「心がどう動くか」という基準に戻してくれる。そして、怖さが出てきたときに「勇者だって揺れる。でも、その揺れごと自分だよ」と寄り添う感覚がある。さらに、「どんな自分でもいったん受け入れる」という流れが、行動のブレーキじゃなくて、むしろ背中を押す燃料になるというのも、この本を読んで初めて腑に落ちました。 現実を大げさに変える魔法のような話ではなく、小さな選択の積み重ねで、自分の軸を少しずつ取り戻していく物語です。周りに合わせてばかりで、自分の気持ちがどんどん見えづらくなっている人には、特に響くと思います。 「臆病なまま進みたいけれど、そのままの自分で大丈夫なのか不安」という人に届いてほしい一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
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