
ビジネス大学30分 ファシリテーション
山崎 将志 and ライトワークス
この本について
会議って、気づくと本題から外れていったり、声の大きい人の意見に流されたりしませんか。自分も何度も経験してきて、「結局なんの結論だったんだっけ…」みたいな虚しさが残ることがよくあります。仕切る側になったときは特に、議論が散らかっていくのを前にしながら、どこまで踏み込んでいいのか迷うんですよね。 この本は、そういう“モヤモヤした会議”に具体的な処方箋をくれます。たとえば、発言が3つを超えたら一度止めて整理する、というシンプルな動きだけでも場がガラッと変わることを、この本は丁寧に示してくれます。また、議論が感情的になりかけたときに「それは非難なのか、批判なのか」を見極める冷静さの重要性も、実際の会話例とともに説明されていて、現場にイメージが持ちやすいです。さらに、ホワイトボードや簡単な紙でもいいから、とにかく“外に書き出して整理する”ことの意味が繰り返し語られていて、自分も実践してみたら参加者の思考が一気にそろう感覚がありました。 全体として、会議をどう“運営するか”ではなく、どう“目的に向かって導くか”という視点を持つことで、場の空気や結論の質が変わっていくのを実感できる一冊です。会議のたびに疲れてしまう人よりも、「ちゃんと前に進む会議にしたいのに、うまく回せない」と感じている人にこそ刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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