
忌録: document X
阿澄思惟
累計読者数5
平均ハイライト数 6.6件/人
star総合評価 38/100
start序盤集中型
この本について
最近、物事の因果が見えないまま日常だけが進んでいく感じにモヤッとすることが多くて、理由の分からない不安に振り回される瞬間があります。理屈で説明しきれないものとどう距離を取ればいいのか、自分でもうまく言語化できないまま放ってしまうことがあるんですよね。 『忌録: document X』を読んでいて印象的だったのは、科学の場にいるはずの人たちが、説明不能な領域に足を踏み入れざるを得なくなるあの感触です。由利や奥薗たちの会話からは、仕事として冷静であろうとしながらも、何かに逆に“とられる”かもしれないという怯えが滲んでいて、理屈と恐れのあいだを揺れる人間の等身大さがそのまま出ています。また、美咲ちゃんの失踪をめぐる証言にしても、事実と推測、恐怖と祈りがごちゃまぜになっていく過程が妙にリアルで、読んでいるこちらまで「境界ってどこなんだろう」と足元が揺らぐようでした。 この本は、霊現象がどうこうというより、説明しきれないものと一緒に生きる感覚を丁寧に掘り起こしてくれる作品だと思います。状況の不気味さよりも、そこで揺れている人間の弱さや覚悟に触れたい人に刺さるはずです。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの55%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_altBookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




