
口語訳(旧約聖書+新約聖書)+文語訳(旧約聖書+新約聖書)
日本聖書協会
ゴマブックス株式会社 / 2013-08-14
この本について
最近、判断に迷ったときに「正しいって何だろう」と手が止まることが多いんですよね。努力しても結果がついてこなかったり、逆に動けない自分を責めてしまったり。理屈で整理しようとしても、気持ちが追いつかないまま日が過ぎていくことがあります。 そんなときに旧約・新約をあわせて読んでみると、意外なほど“人の弱さごと記録されている”ことに救われました。たとえば、行いよりも「信じることで義と認められた」という場面に触れると、頑張り方がわからない自分でも、立ち止まったまま終わりではないと思える。サウルのように判断を急いで失敗する姿や、ダビデのように逃げながら周囲の不満を抱えた人々と歩く姿は、単なる物語以上に、迷いながら生きることのリアルさを教えてくれます。また、「力をもって勝つことができない」という一文は、成果主義に疲れた日の頭をやわらかくしてくれました。 どれも“清く強い人の話”ではなく、不安や焦りがそのまま書かれているからこそ、自分の混乱をそのまま置いておける。信仰そのものに関心があるかどうかよりも、自分の判断や弱さとどう向き合うかで悩んでいる人には、静かに効いてくる本だと思います。 特に、努力と不安のはざまで立ち止まりやすい人に刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの80%が集中しています。
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