
ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門
木村尚義
あさ出版
この本について
仕事でも日常でも、気づけば「正解はどれだろう」と探すクセが抜けなくて、目の前の選択肢がどんどん狭まっていく感じってありませんか。自分もロジカルに積み上げることばかりに意識が向いて、妙に行き詰まる時期がありました。でもよく考えると、詰まっている原因って「なぜそうでなきゃいけないんだっけ?」を全然問い直していなかっただけだったりします。 この本は、その“当たり前”をいったん脇に置いてみる感覚を思い出させてくれます。たとえば、新聞を「情報」としか捉えていない自分に気づいたり、面倒な作業も「自分がやる前提」を外した瞬間に別の解決策が見えてきたり。小冊子をあえて「持っていってほしくない」という姿勢で配った話なんかも、固定観念をひっくり返すと状況がどう変わるかを実感しやすくて、読みながら何度か立ち止まってしまいました。ジャンプするように答えにたどり着く発想は、自分の生活にも意外と応用できるものが多いです。 ロジカルとラテラルを対立させるのではなく、広げた選択肢をあとから検証すればいいという距離感も現実的で、無理なく使える思考の道具が増える感じがします。まじめに考えるほど視野が固まってしまう人ほど、じわっと効く本だと思います。 「視点の枠を広げる練習がしたい人」に特に刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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