
NPOでメシを食う!―週刊東洋経済eビジネス新書No.46
週刊東洋経済編集部、桑原 幸作、内田 利枝、茨木 裕、中野 法子、筒井 幹雄、小林 由衣
東洋経済新報社
この本について
仕事の合間に、社会課題に関わる人を見て「情熱だけじゃ回らないよな…」と感じたことがある人、多いと思います。寄付も広報も人材も、気持ちだけでは動かない現実があって、そこにうっすら罪悪感みたいなものが残る。自分に何ができるのか考えても、ふわっとした理想のまま止まってしまうんですよね。 この本は、そのモヤモヤに少し現実的な光を当ててくれます。寄付者と受益者が違うことで起きる“価値の伝わりにくさ”に正面から触れていて、NPOが企業以上に運営の難しさを抱える理由が腑に落ちます。また、PLASが公式アカウントをあえて持たず、スタッフ個人の発信でつながりを広げている話は、組織の信頼は仕組みより「人」で積み上がっていくという当たり前のようで忘れがちなポイントを思い出させてくれます。さらに、理念だけでなく事業モデルや企業との連携まで含めて“現実的に回す力”が必要なんだと示してくれるので、きれいごとに流れない視点が持てます。 社会貢献系の仕事に限らず、「想いと運営のギャップに悩んでいる人」に刺さる本です。情熱を否定せず、でも現場の複雑さをちゃんと扱ってくれるバランスがあるので、自分の働き方を考えるときの整理にも使える一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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