
恋愛論(新潮文庫)
スタンダール and 大岡 昇平
講談社 / 1986-05-08
この本について
恋愛のことで頭がいっぱいになると、自分でも驚くほど不自然な振る舞いをしてしまうことがあります。普段なら軽くやり過ごせる会話がぎこちなくなったり、帰り道に「もっと普通に話せたら…」と後悔したり。相手のちょっとした表情に必要以上の意味を見て、気持ちが振り回されるのもよくある話だと思います。 『恋愛論』は、そんな混乱を整理してくれるタイプの本でした。恋をすると、ものの見え方そのものが変質するという冷静な説明が続いていくのですが、その語り口が妙に経験的で、自分の過去の失敗が一つひとつ言語化されていく感じがあります。相手の前で自然でいられないのは欠点ではなく、恋が起こす“作用”の一つだという視点は、肩の力を抜く助けになります。さらに、相手の小さな特徴に過剰な意味を感じてしまう理由まで丁寧に語られるので、「なぜこんなに気持ちが揺れるのか」という根本の部分に説明がついてくるのが大きいです。 読みながら、自分の感情を「対処すべき問題」ではなく「そういう仕組みとして起きている現象」として見直せるようになり、恋愛の場面で行動が少し整う感覚がありました。頭では落ち着きたいのに感情が勝手に暴れる…そんな経験のある人には特に刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




