
20代で身につけたい 質問力 (中経出版)
清宮 普美代
KADOKAWA
この本について
仕事でも日常でも、人と話したあとに「結局あの場をうまく動かせなかったな…」と静かに落ち込むことがあります。意見を言うべきなのか、相談すべきなのか、その見極めが難しいまま時間だけが過ぎていく感じ。僕自身、会議で妙に気を使って黙ってしまい、あとから後悔することが多かったです。 この本が効くのは、「うまく話す」より前にある、コミュニケーションの土台を整えてくれるところでした。特に刺さったのは、相手の力を奪う質問と、相手を勇気づける質問がはっきり分かれているという指摘です。たとえば「なんでできなかったの?」と問い詰める代わりに、「どうすればできそう?」と未来に向けた聞き方に変えるだけで、相手の表情や空気がまったく違ってくる。自分のためというより、お互いが動きやすくなるための質問なんだなと腑に落ちました。 もうひとつは、「質問8割、コメント2割」というスタンス。自分の意見を整理する前に、まず相手の頭を借りるという感覚に切り替えると、会話の流れが一気に楽になります。無理に答えを出そうとしなくても、相手に考えてもらうことで物事が前に進む場面が増えました。 無理して仕切ろうとするより、自然なやり取りの中で関係を整えたい人に合う本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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