
教養としてのプログラミング講座 (中公新書ラクレ)
清水亮
この本について
仕事でも日常でも、プログラミングの話題に触れることが増えたけれど、自分はどこまで理解できているのか……そんなモヤモヤを抱えたまま過ごしている人は多いと思います。コードを書く予定がなくても、概念だけでもつかんでおきたい。でも専門書を開くとすぐ挫折する。その間にある“よく分からない距離”を、どうにか埋めたい気持ちが残るんですよね。 この本が面白いのは、パソコンの形が今の形になった理由や、アラン・ケイの思想、映画まで巻き込みながら、プログラミングを「特別な才能ではなく、考え方の道具」として解いてくれるところです。アルゴリズムの話も、正解を押しつけるのではなく、「どういう仕組みなら目的にたどり着けるのか」という視点を渡してくれるので、読み終わる頃にはコードより前にある“思考の組み立て”が少しだけ扱いやすくなります。また、Scratchの話など教育の現場にも触れていて、なぜ今これを学ぶ必要があるのかの輪郭が自然と見えてきます。 専門家になりたいわけじゃないけれど、テクノロジーを自分の言葉で理解したい人に刺さる一冊だと思います。読んでいるうちに、あのモヤモヤが「分からないまま置いておく感じ」から「とりあえず触ってみてもいいかも」という感覚に変わるのが心地よかったです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
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