ある高校の哲学的な一日――『哲学の先生と人生の話をしよう』特別編 PLANETS ほぼ惑コレクション for Kindle

ある高校の哲学的な一日――『哲学の先生と人生の話をしよう』特別編 PLANETS ほぼ惑コレクション for Kindle

國分 功一郎, 二村 ヒトシ, and 有村 千佳

累計読者数4
平均ハイライト数 5件/人
star総合評価 35/100
boltライト読書型

この本について

恋愛になると、なんでこんなに感情が暴れるんだろう。相手のちょっとした反応に揺さぶられたり、昔の傷が突然うずいたり、自分でも説明がつかないモヤモヤに飲まれることってありますよね。自分の問題なのか、相手との相性なのか、それとももっと別の要因なのか…そこがわからないまま悩む人は多いと思います。 この本は、恋愛の「わからなさ」に対して無理に答えを押しつけてこないところが良くて、むしろ情動と感情がズレる瞬間や、子どもの頃から持ち越している“足りなかったもの”が大人の関係にどう影響するかを、一緒に棚卸ししてくれるような感触があります。たとえば「惹かれる反応は情動だけど、『好きだ』と意識するのは感情」という整理が入るだけで、自分が今どこで戸惑っているのかが少し輪郭を持ちますし、「依存先を増やすことが自立につながる」という話も、一対一の恋愛だけに息を詰めていた心に、少し空気が通る感じがしました。 読みながら、自分の反応のどこが身体のクセで、どこが過去の影響で、どこが今の自分の願いなのかが、少しずつほぐれていきます。恋愛でしんどくなると「相手とうまくやる方法」ばかり探しがちですが、結局は「自分を大切にする感覚がないと関係も続かない」というごく現実的な視点に戻してくれる本です。 恋愛でつまずくたびに「また同じことしてるな」と感じる人には、特に刺さると思います。

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