
英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄 (祥伝社新書)
ヘンリー・S・ストークス
この本について
歴史まわりの話って、学校で習ったことと世の中で語られていること、そのどちらも腑に落ちないまま大人になってしまった…という人、多いんじゃないでしょうか。自分も「どこまでが事実で、どこからが物語なのか」を判断しきれずに、ずっと宙ぶらりんのまま放置してきた側です。 この本は、そんなモヤモヤを一気に解決してくれるタイプではありません。ただ、当時のメディア報道や国際政治がどう作用していたのか、外国人記者の視点から書かれた材料を通して、「歴史の見え方ってこんなふうに作られることもあるのか」と一歩引いて考えるきっかけをくれます。例えば、南京をめぐる国際宣伝の仕組みがかなり具体的に描かれていたり、戦後の憲法体制がどう受け取られていたのかについて、著者の問題提起をそのまま読むことで、自分の基準で考え直す余白が生まれます。また、三島由紀夫の言葉やウェッブ裁判長の証言など、当時の人物たちの視点が並ぶことで、単純な善悪では語れない歴史の層の厚さを感じます。 もちろん、書かれている内容を丸ごと鵜呑みにする必要はまったくありません。でも、歴史認識をめぐる議論に距離を感じていた人ほど、「こういう資料の読み方もあるんだな」と視界がひらけると思います。自分の頭で歴史を考えたい人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




