
逆説の日本史13 近世展開編/江戸文化と鎖国の謎 (小学館文庫)
井沢元彦
小学館
この本について
日常の中で、「日本ってどうしてこういう価値観なんだろう」とモヤっとする瞬間がありませんか。歴史を学んだはずなのに、今の感覚とつながらなくて、答えがどこにあるのか分からないまま放置してしまうあの感じです。僕も同じで、なんとなく抱えていた違和感が、実は昔の人の考え方や文化の積み重ねから来ていると知って、腑に落ちることがよくあります。 『逆説の日本史13』は、まさにその「つながらなさ」をほどく一冊でした。たとえば、江戸の庶民が芝居の名セリフを暗記していたという話。能から歌舞伎へと続く“声に出して覚える文化”が、言葉への感度を自然と鍛えていたという指摘に、現代との距離が一気に縮まります。また「綱吉は名君である」という逆張りに見える指摘も、感情で語られがちな歴史像をいったん脇に置き、当時の価値観や制度のリアルな前提を見直すきっかけになります。そして、中華思想に“異論を認めない思想”が混ざることで独善性が強くなる、という一文は、今の国際ニュースを読むときにも自然と視点をくれるはずです。 歴史をエンタメとして消費するというより、「自分たちの思考のクセの源流を知りたい人」に刺さる本です。大げさに人生が変わるわけではありませんが、日々のモヤモヤが少し言語化できるようになる、そんな読後感があります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要








