
ネットで「効く」コピー
有田 憲史、NEGO6
翔泳社 / 2014-08-07
この本について
コピーを書くとき、最初の一言で手が止まることありませんか。情報を盛り込みすぎて散らかってしまったり、読み手に届いているのか不安になったり。自分もずっとそこで迷っていて、「結局どこから直せばいいんだろう…」という感じでした。 『ネットで「効く」コピー』を読んで気づいたのは、派手なテクニックよりも「読み手がどう読んでいるか」に立ち戻ることが、いちばん現実的に効くということです。ネットではまず“サッと見られる”前提で、最初のコトバがほぼすべて。だから、呼びかけの形にして相手の状況を提示すると、自然と次の一行に進んでもらえる。問題と解決をセットにする発想も、商品を売るためというより「相手の困りごとを言語化してあげる」くらいの温度で使うと腑に落ちやすかったです。 もうひとつ大きかったのは、“言いたいこと全部”を一度捨てる感覚です。貧乏性コピーになりがちな自分には「使わなくても意味が通じるなら省く」という言葉が刺さりました。削ることで伝わらなくなる心配より、読み手の心理的抵抗感を減らすほうが大事なんだと腹落ちしました。コピーは商品とユーザーの架け橋であって、主役はあくまで相手側。そう考えると構成も自然に整理されていきます。 「書けば書くほど迷うタイプ」「伝えたいことが多すぎて逆に伝わらない感じがする人」には、かなり相性がいい一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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