
年収が10倍になる!魔法の自己紹介
松野恵介
フォレスト出版 / 2012-02-25
この本について
自己紹介の場になると、つい「職業」を並べるだけになってしまって、本当に伝えたいことがどこかに置き去りになることってありませんか。名刺を渡すような自己紹介はできても、「この人と話してみたい」と思ってもらえる紹介となると、急に難しくなる。僕自身もずっとそこにモヤモヤしていました。 この本が面白いのは、「職業」と「仕事」は別物だという視点を何度も返してくれるところです。肩書きではなく、これまでの経験を通じて誰のどんな手助けができるのか。その答えから自己紹介を組み立てていくと、無理に盛らなくても人の興味を引ける形になるんだと腑に落ちました。さらに、あえて欠点や失敗も一緒に添えてしまうことで、人が思わず反応する“引っかかり”をつくるやり方も実例つきで紹介されています。いい人っぽさを装う必要がなくなるので、肩の力が抜けます。 もうひとつ刺さったのは、「相手は何を知りたいか」を先に置くという視点です。自分を売り込むほど相手の気持ちは離れるけれど、「こういう場面であなたの役に立てるかもしれない」と伝えると、自然と相手が近づいてくる。その差を、店頭POPの例や実際の紹介文の変化で見せてくれるので、明日から試すイメージがつくのもありがたいところでした。 「自分のことをどう言えばいいかわからないまま大人になってしまった気がする」という人には、特にしっくりくる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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