
論語と算盤 (角川ソフィア文庫)
渋沢 栄一
筑摩書房 / 20240701
この本について
仕事でも人間関係でも、「志はあるつもりなのに、所作が伴っていない気がする」「そもそも何を基準に判断すればいいのか分からない」みたいなモヤモヤをずっと抱えていました。良かれと思って動いたのに、結果だけを見るとズレていたり、焦るほど空回りしたり。そういう時に『論語と算盤』を読むと、いきなり答えが出るわけじゃないけれど、判断の軸が少し落ち着く感覚があります。 特に刺さったのは、志と所作のズレをきちんと見よという視点です。志が善でも動きが悪ければ信用は得られないし、逆もまた然り。結局のところ、人は“何を動機に動いているか”で見られる。これは仕事の場面でも現実的で、日々の小さな行いがどれだけ自分を語ってしまうかを思い知らされます。また、「足るを知りつつも撓まず屈せず勉強する」という姿勢も、焦りがちな時に妙に効きます。頑張れと言うのとも違って、天命を一度受け入れたうえで動け、というバランスの取り方が、現実的で無理がない。 この本が向いているのは、ただ結果を出したいというより、「どう生き、どう働くのが自分にとって正しいのか」をゆっくり考えたい人です。渋沢栄一が儒教をビジネスに持ち込もうとした背景もあって、精神論に寄りすぎず、それでも行動を変えるヒントが多い。迷いを抱えたままでも読めるし、むしろ迷っている時ほど沁みる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要







