
古典を読む!―週刊東洋経済eビジネス新書No.83
週刊東洋経済編集部、桑原 幸作、武政 秀明、宇都宮 徹、山田 雄大、福田 恵介、高橋 志津子、吉川 明日香、並木 厚憲、堀越 千代、大塚 博子、石井 和貴子、中野 法子、筒井 幹雄、小林 由依
東洋経済新報社
この本について
仕事や生活で判断に迷うとき、「いま目の前の情報だけで決めてないか…」と不安になることがよくあります。自分の軸を持ちたいのに、流されるように毎日が過ぎていく感じ。僕自身もずっとその繰り返しでした。 この本が面白いのは、古典を“特別な書物”としてではなく、過去の人の考え方を借りて視野を広げる道具として扱っているところです。たとえば、過去(タテ)と世界(ヨコ)を行き来しながら考えるという視点は、いま抱えている悩みを別角度から見直すきっかけになりました。デカルトの「疑うこと」や、ニーチェの「暗唱するように読む」という姿勢も、日々の判断や仕事の仕方にそのまま持ち込める感覚があります。全部を理解しようとしなくてよくて、心に刺さる言葉を拾いにいく読み方でいい、という提案も気が楽になります。 特に、読んだはずなのに一つも言葉を思い出せない自分にモヤっとした経験がある人には、引用して使う前提で読むという考え方がしっくりくるはずです。古典だからと身構えず、まず最後まで触れてみる。そのうえで、使える部分だけを自分の生活に持ち帰る。そういう距離感がちょうどいい本でした。 自分の考え方をもう少し深いところから整えたい人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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