
あれこれ考えすぎて“動けない人”のための問題解決術 大和出版
倉成 央
PHP研究所 / 2014-08-30
この本について
やりたいことがあっても、なぜか決められないまま日が過ぎていく。頭では「動いたほうがいい」と分かっているのに、心のどこかでブレーキがかかる。僕自身、この“見えない力に止められている感じ”にずっと悩んでいました。そんなとき、この本に出てきた「私は行動してはならない」「私は欲してはならない」といったインナーメッセージの話が、驚くほど自分に当てはまっていてドキッとしました。 本書は、考えすぎて動けなくなる背景にある“思い込み”を、過去の体験までさかのぼって丁寧にほどいていきます。たとえば、決めるときだけ異様に疲れるのは能力の問題ではなく、「決めてはいけない」とどこかで思い込んでいるからかもしれない。人目を気にして行動できないのは、実際の危険ではなく、子どものころに身につけた「おかしく思われる」という前提が残っているだけかもしれない。こうした気づきが、少しずつ“考えさせられている状態”から抜け出すきっかけになりました。 特別な成功論ではなく、「なぜ自分はこう反応してしまうのか」を理解することで、行動にまとわりついていた重さが少し軽くなる本です。なかなか動けない理由を“怠け”や“弱さ”のせいにしてきた人に、静かに効いてくると思います。こんな人に刺さる本です――考えすぎる癖があるのに、その理由が自分でよく分からない人。
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