
たった1日で即戦力になるExcelの教科書
吉田拳
技術評論社 / 2020-03
この本について
Excelを触っていると、「これ、毎回手作業でやってるけど本当は一瞬で終わるんじゃないか…」みたいな小さなモヤモヤが積み重なることがあります。数式が合っているのか不安でF2を押して確認したり、列をコピーしたいだけなのに操作が迷子になったり、VLOOKUPを前に手が止まったり。自分もずっとその繰り返しでした。 この本がよかったのは、単に操作手順を並べるのではなく、「なぜそれをするのか」が極力シンプルに整理されていたことです。たとえば、連番を作るときにCtrl+Enterでカーソルを動かさずに確定する理由や、F4で絶対参照を切り替えると何が楽になるのかが、そのまま仕事の時短に直結します。また、COUNTIFやVLOOKUPを“日本語で説明できるまで理解する”という姿勢が、自分の曖昧だったところを一気にクリアにしてくれました。 もう一つ助かったのは、トラブル時の「なんで動かないのか」の原因に手が届くところです。勝手に予測変換されて困る、スクロールロックでカーソルが動かない、空白セルの一括処理をどうするか…。こういう小さな詰まりが解消されるだけで、作業のストレスがかなり減ります。 効率化というより、「余計な迷いを減らしたい人」に刺さる本だと思います。Excelを毎日触っているのに基礎が自己流のまま…そんな自分にはちょうどよい“地に足のついた”教科書でした。
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