
リバース・イノベーション2.0 世界を牽引する中国企業の「創造力」
徐 航明
CEメディアハウス / 2014-11-27
この本について
仕事で何か新しい打ち手を考えようとすると、どうしても「正統派のやり方」に寄ってしまう瞬間がありませんか。自分でも分かっているのに、王道から外れるのが怖くて、結果としてどこか既視感のある選択ばかり並んでしまう。僕もよくそこで足が止まります。 この本が面白いのは、「王道に乗れないと負ける」という前提そのものを、静かに裏返してくれるところです。中国企業がやってきたのは、最先端の技術で競り勝つことではなく、ユーザーにとって“最適”な技術をいち早く察知して形にすることだったり、誰も気に留めていなかったマス市場を拾い上げたりすること。その姿勢を追っていくと、抜け道のように見える選択肢が、長い時間をかけて本流に変わっていくプロセスが見えてきます。自分の仕事でも、今は脇道に思えるアイデアの価値を少しだけ信じられるようになるはずです。 「自分の発想がニッチなのか、それともまだ“道”になっていないだけなのか」で迷っている人には、特に手応えのある一冊だと思います。
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