
ふしぎな国道 (講談社現代新書)
佐藤健太郎
講談社 / 2014-10-20
この本について
日々移動しているのに、日本のどこを走っているのかよくわからないまま目的地に着いてしまうことってありますよね。地図アプリが最短距離を示してくれるのは便利だけれど、「自分が通った道の意味」までは教えてくれない。気づけば、移動そのものの楽しさや発見がどこか薄くなっているような感覚があります。 『ふしぎな国道』は、その感覚をそっと裏返してくれる本でした。階段が国道になっていたり、商店街のど真ん中が国道扱いだったり、バイパス開通の事情で標識だけが取り残されていたり。読者の抜粋を見る限り、みんな刺さっているのは「道の裏側にある、人の判断やちょっとしたミスが積み重なった結果としての現在」という点なんだと思います。単なる道路の知識ではなく、欠けていたピースがふっと埋まる瞬間の気持ちよさに近い。 読んでいると、国道を「線」ではなく「面」でとらえる感覚が生まれてきます。普段ただ通り過ぎていた場所でも、番号の由来や旧道の理由を知るだけで見え方が変わる。移動の自由度が上がるというより、「自分の目で日本を観る」という感覚が取り戻される感じです。仕事で移動が多い人ほど、効率優先で失われていた感覚に気づけるかもしれません。 目的地ばかり見ていると、いつの間にか道の面白さを忘れてしまうタイプの人にきっと刺さる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要






