
プロカウンセラーの共感の技術
杉原 保史
創元社 / 2015
この本について
人の話をちゃんと聴きたいのに、どう返せばいいか分からなくて空回りしたり、気づけば自分の意見で話を奪ってしまったり。相手に向き合いたい気持ちはあるのに、どうすればいいのか分からないままモヤモヤすること、けっこうありませんか。僕自身、うまく寄り添えない場面が続いたときに、この本の抜粋を読み返して「そうか、まずは注意の置き方なんだ」と少し肩がゆるんだのを覚えています。 この本がいいのは、共感を“気持ちを当てる技術”としてではなく、“相手とのあいだに生まれるプロセス”として丁寧に説明してくれるところです。例えば、すぐに分かろうと焦らず、「分からない」という感覚そのものを大事にしていいという視点。あるいは、自分の中に湧いた嫌な気持ちも排除せず、そのまま置いておくほうが相手と関われるという話。どれも、現場でつまずいた経験がある人ほど腑に落ちると思います。相手中心の時間をつくるには、自分の注意をどう扱うかが鍵なんだと実感しました。 誰かの愚痴を聞いていても核心に触れられない、感情の「奥」に届かないと感じている人に特に刺さる本です。共感を上手にやろうと力むより、まずは自分と相手の両方を「ありのままに受け取る」ことから始める。そのシンプルさが、会話の空気を驚くほど変えていきます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




