
【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める!
高橋洋一
あさ出版 / 201503
この本について
最近、「このまま自分の給料だけで将来を考えて大丈夫なんだろうか」とか、「世界全体の景気の話って、結局自分にどう関係あるのかよく分からない」といったモヤモヤをよく聞きます。僕自身も似たような不安を抱えたまま数字だけ眺めていた時期がありました。でも、ピケティの考え方を図で噛み砕いたこの本を読んだとき、世界の動きと自分の生活が少しつながった感覚がありました。 たとえば、インフレが公的債務を軽くする仕組みや、欧米一強だった時代が終わりつつある話は、一見遠いテーマなのに、社会の空気感や働き方の変化と意外なところで地続きなんですよね。「なぜ自分の実感と経済ニュースがズレるのか」という違和感が、歴史の流れとして理解できたのは大きかったです。また、“資本収益率は成長率より高い”というピケティの有名な視点は、資産格差の話を煽りではなく、淡々とデータで示してくれるので、自分の将来設計を考えるときの前提が少しクリアになります。 すごい専門的な内容を扱っているのに、「結局、今の世界はどう動いていて、自分たちはどこに立っているのか」という根っこの疑問に寄り添ってくれる一冊でした。経済に苦手意識があるけれど、ニュースを自分ごととして理解したい人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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