
孟子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)
佐野 大介
KADOKAWA / 2015-02-25
この本について
仕事でも人間関係でも、「自分の軸って何だろう」と迷う時間が増えてきました。正しさを求めたい気持ちと、極端に走りすぎてしまう怖さ。そのあいだで足が止まること、けっこうあります。孟子を読むと、その迷いそのものが人間らしさだと受け止められて、少し肩の力が抜けました。 この本が効いたのは、まず「中庸」をただの真ん中主義として扱っていない点でした。常に中間を選べばいいわけではなく、状況によって判断は揺れていい。むしろ固定化こそ危うい。その視点をもらってから、自分の行動を見直すときの力みが減りました。さらに、「四つの心」の話は、自分にも小さな善さの芽みたいなものが確かにあると感じさせてくれます。日中のバタつきで見えなくなるだけで、なくなるわけではない。そう思えるだけで、翌日の向き合い方が変わりました。 そしてもう一つ、書物を鵜呑みにしない態度を孟子自身が説いているのも救いでした。古典だから正しい、ではなく、自分の状況と照らして考える。その距離感が、現代の迷いにそのままフィットします。 自分の軸を整えたいけれど、決めつけには疲れている人に、ちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




