
デジタルオリジナル合本『憂鬱でなければ、仕事じゃない』 『絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ』 (講談社+α文庫)
見城徹 and 藤田晋
この本について
仕事で人を見る目に自信が持てない時や、約束や信頼の扱い方にモヤモヤする時ってあります。自分では丁寧にやっているつもりでも、相手にどう映っているのか分からない。さらに、新しい仕事に挑むたびに憂鬱になって、「成長って本当にこの先にあるのか…」と不安になることもあります。僕自身もそこをずっと行き来しています。 この本にあるのは、派手な成功論ではなく、結局のところ「人をどう見るか」「自分の誠実さをどこで示すか」という、ごまかしのきかない部分と向き合うための視点でした。例えば、社員と飲む時間を“仲良しごっこ”ではなく配置や抜擢のための観察の場として捉える話や、守れない約束をしないという当たり前の行為が、人間関係の土台になるという指摘。こういう現実的な姿勢は、読んでいて苦くも腑に落ちます。また、新しい仕事の憂鬱を避けずに経験へ転換していく過程が、結局キャリアになるという感覚は、焦っている時ほど効きました。 誰かにとっての理想論ではなく、働く中での痛みや意地の部分まで書かれているからこそ、無理にまねする必要はなくても、「自分はどう働きたいんだろう」と考えるきっかけになります。特に、表向きの綺麗事よりも、地味な信頼の積み重ねに価値を感じるタイプの人には刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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