
目的ドリブンの思考法
望月安迪
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2022-03-25
この本について
仕事をしていると、「この作業って、そもそも何のためにやってるんだっけ…」と気づけば手段だけが先に走ってしまうことがありませんか。僕も忙しさに巻き込まれるほど目的を見失い、終わらせるための仕事になってしまう瞬間がよくあります。 この本が効くのは、まさにその“迷子状態”のときです。目的と目標と手段をひとつの流れとしてつなぎ直す考え方が丁寧に描かれていて、たとえば大きすぎて扱えなかった目標を小さく切り分けて手元に引き寄せる感覚とか、「背景」まで遡って目的を見定めるプロセスとか、実務にすぐ持ち込める視点が多いです。特に、目的から逆算してKPIの構造を作る話は、数字だけ追って疲弊していた人ほどスッと腑に落ちると思います。 結局、僕らの仕事は“作業をこなすこと”では価値にならず、目的に寄与して初めて成果になる。その当たり前を、実際の仕事の場面に落とし込んで思い出させてくれる一冊でした。 「気づけば目の前の仕事に全部飲まれてしまう」「何をやればいいかは決められるのに、何のためにが曖昧になる」。そんな人にほど刺さると思います。
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