
会社の問題発見、課題設定、問題解決
永井恒男 and 齋藤健太
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2019-10-21
この本について
仕事で目標を立てるたびに、「これって本当に意味があるのかな」とか、「そもそも何を基準に考えればいいんだろう」というモヤモヤが出ませんか。目の前のタスクに追われつつ、会社のビジョンとかPurposeとか言われても、正直どこにつながっているのか自分でもよくわからないまま動いてしまうこと、僕もよくあります。 この本が刺さるのは、そういう“立てた目標がどうも自分ごとにならない”状態をほどく視点が、すごく丁寧に書かれているところです。たとえば、目標設定をSMARTで具体化するのは有名ですが、この本はそれを「ビジョンとのつながり」という軸まで踏み込んで説明してくれます。週次の行動レベルまでPurposeに沿っているか確認する、という考え方は、日々のタスクが突然意味を持ち始める感じがありました。また、ロジックツリーや3Cなどのフレームワークを“とりあえず使う”のではなく、現状と理想のギャップを見える化するための道具として扱っているのも実践的です。最初の一歩は現実的でいいという姿勢も、個人的には救われました。 ビジョンがふわっとしている組織でも、自分の行動をどう結びつければいいか迷っている人には静かに効くはずです。こんな人に刺さる本です。組織の方向性と自分の仕事の距離感がつかめなくて、ずっと手元がぼやけている感覚のある方へ。
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