
本気になればすべてが変わる 生きる技術をみがく70のヒント (文春文庫)
松岡修造
この本について
仕事で迷ったり、自分の「向き・不向き」を勝手に決めつけてしまったり、気づけば誰かの期待に合わせた自分を演じてしまっていたり。そんなときって、何が本音で何が建前なのか、自分でもわからなくなる瞬間がありますよね。僕も定期的にこの沼に落ちます。 この本が刺さるのは、「ちゃんと向き合いたいけど、どう向き合えばいいかわからない」というときに、いきなり大きな目標を掲げるんじゃなくて、もっと手触りのあるやり方を示してくれるところです。たとえば、毎日二、三行でも行動や気持ちを書き留めるだけで、意外なほど自分の癖や思考の偏りが見えてくること。あるいは、自分の性格や得意・不得意を書き出して“取扱説明書”を作ることで、「できないと思い込んでいただけで、案外できることも多いんだな」と気づけること。どれも大げさじゃないのに、確かに日常が変わっていく感じがあるんです。 読みながら、「ああ、修造さんの熱さって、こういう地道な積み重ねの上に成り立ってたんだな」と納得させられました。熱血の押しつけじゃなく、自分の足で立てるようになるための“現実的な工夫”が多いので、悩みながら前に進みたい人にはちょうどいい距離感だと思います。 自分を知りたいのに空回りしてしまう人や、日記や記録が三日坊主で終わりがちな人には、特にしっくりくるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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