
なぜ、メルセデス・ベンツは選ばれるのか?
上野 金太郎
サンマーク出版 / 2015-04-14
この本について
仕事で数字に追われていると、ふと「このまま続けて意味あるのかな」とか、「目の前の人よりKPIばかり見てないか」といったモヤモヤが出てきます。やるべきことは分かっているのに、義務を飛ばしたくなる瞬間もありますよね。でも、その近道のつもりが、あとで結局まわり道になっていたりします。 この本を読んで感じたのは、華やかな成功談ではなく、現場の手触りに近い“現実的な視点の転換”が得られるところです。例えば、「売れない事実から目をそらさない」という姿勢は、厳しいけれど避けて通れない基本を思い出させてくれます。数字よりも人を見て、関係を育てるという考え方も、長く商いを続けるうえで避けては通れない視点です。そして、予測できない時代だからこそ、自分たちが変数になるしかないという考えは、仕事に停滞感が出てきたときの一歩目としてちょうどいい重さでした。 個人的には、「できない理由より、できる方法」という言葉に、妙な精神論ではなく、リアリストの視点から出てきた説得力がありました。派手なことをしなくても、期待されている“無言の義務”を丁寧にこなすことでしか積み上がらない信頼がある。その当たり前を忘れていたな、と。 今のやり方に違和感があるけれど、極端に変わる勇気もない…そんな人には特に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの41%が集中しています。
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