
売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放(ライツ社)
中村朱美
ライツ社 / 2019-06-14
この本について
仕事でも私生活でも、気づけば「やらなきゃいけないことで一日が埋まっている」と感じることがありませんか。自分で選んでいるつもりなのに、実際は流されているだけで、終わる頃にはぐったりしている。僕も同じで、どこで立て直せばいいのか分からなくなることがあります。 この本が効いてくるのは、その「自分の時間や働き方を、自分で決められていない感じ」に疲れたときです。佰食屋がやったのは、売上を追うのをやめて、まず“制約”を置くこと。たとえば100食限定にすることで、働く時間も仕事内容もシンプルになり、頭が空っぽになる余裕が生まれる。その余裕が、細かい改善に気づく力や、続けられる働き方をつくっていく様子が描かれています。やみくもに頑張るより、仕組みで人を守るほうがいいという視点が実感をもって伝わってきます。 そして何より、自己決定権をどう取り戻すかが一貫して語られます。役職や働き方、時間の使い方まで、自分で選べることが“穏やかな成功”につながるという話は、日々のモヤモヤに直結してきます。誰かを責める前に、自分のやり方を少し疑ってみる。その一歩を無理なく促してくれる本です。 今の働き方に「このままでいいのかな」と小さく引っかかっている人に、とても静かに刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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