
大笑い!精神医学
内海 聡 and めんどぅーさ
三五館シンシャ / 2023-01-01
この本について
気分が落ち込んだり、うまくいかない理由が自分でもつかめないまま、「とりあえず今の状態をどうにかしたい」と思ってしまうこと、けっこうあると思います。僕もつい結果だけを何とかしようとして、肝心の“背景”に目を向ける余裕がなくなることがあります。 『大笑い!精神医学』が刺さる人は、まさにその背景をどう扱えばいいのかで立ち止まっている人だと思います。読者が保存した部分を読むと、この本は薬の是非を語るよりも、「自分の状態を外側のラベルだけで判断していないか」「過去から続く流れを置き去りにしていないか」という視点を突きつけてくるんですよね。ショックな言い回しもありますが、そのぶん、自分の日常の何にふたをしていたかが急にはっきりする瞬間があります。 もちろん、本に書かれた主張がすべての人にそのまま当てはまるわけではありません。ただ、「結果だけを病名に押し込んでしまう前に、一度立ち返る場所をつくる」という意味では、現実的に使える示唆が多いと感じました。自分の調子の悪さを“何かに丸投げしている気がする”と薄々感じている人には、少し踏み込んだ視点をくれる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
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