
いつも出遅れる人の株講座 (中公新書ラクレ)
太田忠
中央公論新社 / 2015-04-10
この本について
株を触っていると、判断の遅さにあとで落ち込んだり、含み損を前に固まってしまったり、他人の意見に流されて結局よく分からないまま売買してしまったり…そんな小さな後悔が積み重なる瞬間ってありますよね。自分も何度も同じところでつまずいてきました。 この本が効くのは、「何を基準に判断すればいいのか」という軸を、現実的なレベルまで落として示してくれるところです。例えば、買値から7〜8%下がったら損切りするという明快な線引きは、感情で揺れたときの逃げ場になってくれますし、株価が急変するときの背景や、そもそも“正しいタイミングで買えれば8%も下がらない”という視点は、自分のエントリーの甘さを見直すきっかけになります。また、米国と日本では通用する投資スタイルが違うという話も、情報が溢れるなかで何を採用すべきか迷う人にはだいぶ助けになるはずです。 読み進めるほど、投資は山登りに似ていて、事前準備やルールづくりが何より大切なんだと実感させられます。派手さはないんですが、日々の判断をちょっと現実的に整えてくれる一冊です。自分の投資判断がいつも後手に回る…と感じている人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
読書の順序
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