
「仕組み」を作った社長が生き残る!: トップは付加価値の創出に時間を使え!
加納 聖士
この本について
スタッフに任せたつもりの仕事が、人によって仕上がりがバラバラだったり、誰かが辞めた瞬間に一気に回らなくなったり。正直、僕もずっと「結局、自分が動くしかないのか…」という感覚から抜け出せずにいました。人に寄せて考えると、その人がいない未来が怖くなるんですよね。 この本は、そのモヤモヤを「発想の立ち位置」を変えることでほぐしてくれます。著者が繰り返し語るのは、人材はいつか失う可能性があるけれど、仕組みは会社に残り続けるという視点。たとえば、自分が考えたことややったことをすべて記録に残し、全店に広げられる形にする。その地道な積み重ねが、“誰がやっても同じ成果が出る状態”へ近づけていく。読みながら、自分の中で「属人化を前提にしていた部分」がどれだけ多かったか思い知らされました。 もう一つ響いたのは、経営者の時間の使い方です。ガーバーの『はじめの一歩を踏み出そう』にも通じますが、社長が必死で作業している会社ほど伸びないという話。耳が痛いけれど、事実だと思います。思考や管理に時間を戻すために、作業部分をどう仕組みに落とすか。これは経営者だけでなく、小さなチームを回している人にも現実的に効く視点だと感じました。 「自分がいなくても仕事が回る状態を、本気でつくりたい人」に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
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