
Storytelling with Data: A Data Visualization Guide for Business Professionals (English Edition)
Cole Nussbaumer Knaflic
John Wiley & Sons / 2025-11-11
この本について
データを扱う仕事をしていると、「結局どこを見せればいいんだろう」とか、「スライドに数字を並べても伝わらない」といった小さな行き詰まりが続きます。自分なりに読み込んで分析したつもりでも、会議でうまく話せず、相手の反応がどこか薄いまま終わることもあります。そんなときに、この本が意外と効きました。 特に刺さったのは、まず“誰に”“何をしてほしいのか”を明確にするところから始めるという姿勢です。ここを曖昧にしたままグラフを選ぶと、どれだけ整った資料でも相手の記憶に残らない。逆に、相手の立場を思い浮かべて構成を組むと、余計な数字が自然と落ちていきます。さらに、テーブルは耳を奪うからライブでは避けるとか、2点比較ならスロープグラフが向いているなど、具体的な判断基準が実務にそのまま持ち込めました。ストーリーボードで流れを決めてから手を動かすという発想も、作り直しの回数を減らしてくれます。 派手なテクニックより、「相手がどう受け取るか」を軸にして資料を作りたい人に向く本だと思います。データの見せ方でいつも迷ってしまう方には、明日からの小さな選択が少しラクになるはずです。
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