
外資系トップの思考力
ISSコンサルティング
ダイヤモンド社 / 2016-03-07
この本について
仕事の場面で「自分らしくいたいのに、周りに合わせてばかりだな…」とか、「チャンスが来ても、つい慎重になりすぎて動けない」というモヤモヤ、けっこう多いと思います。かく言う自分も、どこまで頑張ればいいのか、どこから自分を守ればいいのか、その境界をよく見失います。 『外資系トップの思考力』は、その迷いを一刀両断するような派手さはないんですが、読んでいると視点が少し整っていく感じがあります。たとえば、周りに合わせる前に「自分の強みと価値観を、ほんの少しだけでも自覚しておくこと」。あるいは、若いうちの修羅場経験が、後々の判断の“皮膚感覚”を作るという現実的な視点。さらに、新しいことが来たら深く考え込む前にまずやってみる、というシンプルな姿勢。このあたりが、抜粋に強く反応した読者が多いのも納得でした。 読んでいて思ったのは、結局「Be Yourself」という言葉を精神論で終わらせず、行動と積み重ねの話として扱っていること。自分を貫くと言っても、成長しないままでいいわけじゃない。昨日の自分より少しでも前に進むつもりがあるかどうか。そのあたりが現実的で、無理がないんですよね。 今の働き方に違和感があるけれど、何を変えればいいのかまだ言語化できていない人には、静かに効く本だと思います。雰囲気に流されず、自分の軸を少しずつ作りたい人には特に刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
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