
読書で自分を高める (だいわ文庫)
本田健
この本について
なんとなく読書しているのに、読んだあとの自分があまり変わっていない気がする。良いと言われる本を手に取っても、使いこなせている実感がない。そんなモヤモヤ、僕もけっこう長いあいだ抱えていました。読書って好きなのに、「で、どう生かすんだっけ…?」と迷う瞬間があるんですよね。 『読書で自分を高める』は、そのあたりを無理なくほどいてくれる一冊です。大げさな自己啓発ではなく、「読書をどう自分の生活に組み込むか」という現実的な視点が多いところが助かりました。たとえば、落ち込んだときに読む“お守りみたいな本”を常備しておくこと。正しい・間違いを横に置いて中立的に読むこと。場所に縛られず、どこでも書斎にしてしまうこと。どれもすぐ試せて、読書と日常の距離がぐっと近くなります。 また、本の中の成功例を真に受けすぎない姿勢や、読書とは他人の人生を擬似的に生きる行為だという視点も、読書体験そのものの見え方を変えてくれます。読んだことが「積み重なる感覚」を持てると、自然とアウトプットにもつながっていくのだと感じました。 読書はしているけれど、いまいち自分の糧になっている実感が持てない人。そんな人に静かに刺さると思います。僕自身、「読書をうまく使えていない気がする」という気持ちを抱えていた時期に読みたかった本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
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