
東大生の本棚
西岡壱誠
日本能率協会マネジメントセンター / 2018-11-10
この本について
「本を読んでも内容が残らない」「読んだはずなのに、仕事で全然使えてない気がする」。そんなモヤモヤを抱えたまま、次の本に手を伸ばしてしまうこと、けっこうありますよね。僕もずっとそうで、読書量だけは増えるのに、自分の中が何も変わっていないような気がしていました。 『東大生の本棚』を読んで刺さったのは、“読み方そのものを少し変えるだけで、読書ってこんなに手応えが変わるのか”ということでした。たとえば、気になった感情を言葉にしてみるだけで「自分はこの本をどう読んだのか」がはっきりすること。物語を、違う立場の人間になりきって読み直してみると、視界が一段広がること。そして、同じ本を目的を変えて読み返すと、新しい情報と昔の記憶がつながっていく感覚があること。どれも難しい話ではなく、「あ、次の一冊から試せるな」と思える小さな工夫ばかりです。 特に、読むたびに“穴”を探すという考え方は新鮮でした。「なんでこう書いてあるんだろう?」と自分に問いを投げるだけで、受け身だった読書が少しずつ能動的に変わっていく。仕事で相手の立場を考える場面でも、この読み方がそのまま効いてくる感じがあります。 読書の量はあるのに、うまく自分の糧にできていない気がする人。そんな人には quietly 刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
読書の順序
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