
仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?
木部 智之
KADOKAWA / 2016-05-18
この本について
仕事のスピードについて、ちょっとした罪悪感みたいなものを抱えている人は多いと思います。メールを開いただけで閉じてしまったり、まとまった時間が取れないからと着手を先延ばしにしたり、結局〆切ギリギリで焦る。自分でも「効率化とか以前の問題じゃないか…」と思うあの感じ、よくわかります。 この本が面白いのは、「根性で速くなる」みたいな話ではなく、日常の細かいクセが仕事全体のスピードを決めているところを見せてくれるところです。メールは一度しか読まないと決めるだけで、頭の中に溜まっていた“未処理”が一気に減るし、仕事の段取りもコンビニの支払いレベルからトレーニングできる。さらに、手書きで構想を固めてから作業に入るというアナログな工程が、結果的に仕上がりを早める実感もありました。 読んでいて救われたのは、「速さの本質は初動にある」と言い切っているところです。完璧な答えを探す前に、“まあこれでやってみるか”で動く。その割り切りができるだけで、仕事の詰まりが驚くほど減ります。最初は遅くてもいいから確実にできればいい、という姿勢も、焦りがちなときほど効きました。 自分の段取りにずっとモヤモヤしている人、メールとタスクの未処理に追われ続けている人に、とても相性がいい一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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