
戦国小町苦労譚 2 天下布武 (アース・スターノベル)
夾竹桃 and 平沢 下戸
アース・スター エンターテイメント / 2016-05-14
この本について
仕事で判断を迷ったり、不安を抱えたまま動けなくなる時ってありますよね。頭では「落ち着いて対処しよう」と分かっていても、状況が悪いほど心がざわついて、余計な想像ばかり増えていく。自分でも笑えるくらい、心って扱いづらいなと思うことがあります。 この本を読んでいて印象的だったのは、信長の「不利なほど、ふてぶてしく笑う」という姿勢でした。虚勢というより、自分と味方の不安をこれ以上広げないための一種の“操作”。不安は放置すると勝手に育つから、先にその芽を摘む。仕事の場でも、人前で動揺を引きずらないだけで、まわりの空気が変わる瞬間ってありますよね。また、現代では当たり前の時間や住所、連絡手段が、どれだけ多くの人の試行錯誤で積み上がってきたのかを静子が痛感する場面もあって、「便利なものをそのまま使っているだけの自分」をちょっと見つめ直せる感覚がありました。 もう一つ、物事が思うように動かない時の「待たぬ月日は経ち」という静かな焦りに寄り添ってくれるところも、この作品の良さです。身を捨ててこそ浮かぶという言葉が出てくるように、踏ん切りがつかない心をどう扱うかを、物語の中でゆっくり示してくれます。 歴史ものというより、「不安と向き合いながら動く」人の物語として読みたい人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





