
ストラテジック・キャリア
ビル・バーネット、櫻井 祐子
この本について
最近、「自分はいまの仕事をどう捉えているんだろう」と立ち止まる瞬間が増えている人、多い気がします。頑張っていないわけじゃないのに、充足感がある日とない日が極端だったり、転職サイトを眺めても結局どこに軸を置けばいいのか決めきれなかったり。僕自身もずっとそのあたりの迷いが消えずにいました。 『ストラテジック・キャリア』が効いたのは、キャリア論を気合い論ではなく“設計”として扱ってくれたところです。たとえば「自分はジョブ人/キャリア人/天職人のどこに近いのか」という視点は、いまの違和感の正体を言語化するきっかけになりましたし、「自分の価値提案をつくる」という考え方は、スキル棚卸しとは違って“雇用主から見た自分”を整理する作業になって、転職や異動を考えるときの軸がぶれにくくなります。さらに、企業文化や負担をどう見極めるかという章が、実際の職場選びの判断材料としてかなり実用的でした。 仕事を楽しみたい気持ちはあるのに、どこから手をつければいいのか分からない。そんな人に静かに刺さる本だと思います。自分の働き方のタイプや強みを見つめ直しつつ、「どう動けば後悔しにくいか」を地に足のついた形で考えたい人にちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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