
LOVED 市場を形づくり製品を定着に導くプロダクトマーケティング
マルティナ・ラウチェンコ and 横道稔
日本能率協会マネジメントセンター / 2023-07-16
この本について
プロダクトを出しても「結局どこに刺していけばいいんだっけ…」と立ち止まる瞬間、けっこうありますよね。営業は急いでいるし、プロダクト側は長期で考えたいし、その間に立つ自分は何を軸に判断すればいいのか曖昧になりがちです。僕もポジショニングやメッセージングを言語化するときに、いつも同じところで迷っていました。 この本がよかったのは、プロダクトマーケターの役割を「なんとなく支援する人」ではなく、顧客理解から市場の知覚づくりまでを一貫して担う存在として描いているところです。顧客が何をしようとしているのか、どの瞬間にプロダクトを見つけ、どう比較し、どう好きになるのか。その一連の流れを丁寧に拾っていくと、ポジショニングもメッセージングも急に立体感が出てくるんだと腑に落ちました。また、営業との緊張関係を前提にした上で、リファレンスカスタマーやプレイブックのような“橋渡しの道具”をどう作るべきかまで踏み込んでいるのもありがたかったです。 「市場の中でプロダクトをどう存在させるか」を曖昧にしたまま走ってしまいがちな人には特に刺さると思います。プロダクトを売るのではなく、定着させるために何を見にいけばいいのか。その視点が具体的に持てる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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