
あたらしい人工知能の教科書 プロダクト/サービス開発に必要な基礎知識
多田 智史、石井 一夫
翔泳社 / 2017-01-10
この本について
AIまわりの話題って、仕事でも聞く機会は増えたのに、実際のところ「統計とか確率とか、何がどうつながって動いてるのか」がふわっとしたまま…というモヤモヤ、僕自身ずっと抱えていました。専門書を開くと急に数式だらけになるし、逆にやさしすぎる本だと結局なにも身につかない。そんな隙間をどう埋めたらいいのか、迷っている人は多いと思います。 この本は、その曖昧な部分を“地図を描くように”整理してくれるタイプの教科書です。読者の保存箇所を見ても、機械学習が何をしているのか、確率や回帰分析がどこで効いてくるのか、教師あり・なしの発想の違いなど、点で覚えていた知識がようやく線になる感覚が刺さっているように思います。仕組みそのものを過度に持ち上げず、画像処理や自然言語処理の例を使いながら「モデルに入力すると何が起きているのか」を地に足つけて説明してくれるのがありがたいところです。 個人的には、深層学習だけに注目せず、古典的な手法やデータベースの扱いまで一続きで理解できる点が仕事に直結しました。AIを魔法のように扱わず、現実のプロダクト開発でどこが肝になるのか判断できるようになる。その意味で、「自分の中のAI知識のバラバラ感を整えたい人」には特にしっくりくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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