
自分を貫く
ブレンドン・バーチャード、プレシ南日子
フォレスト出版 / 2017-02
この本について
最近、何かを始めたいのに足がすくむ感じが抜けないとか、周りに合わせているうちに自分の軸がどこにあるのかわからなくなることってありませんか。安全でいたい気持ちはあるのに、それが「本当に守りたいもの」ではなく、ただ心地よさを失うのが怖いだけだったりして、そこでまた立ち止まってしまう。自分でも理由が説明しきれない停滞感に心当たりがある人は多いと思います。 『自分を貫く』が効いてくるのは、この「恐怖の正体を取り違えている状態」をズラしてくれるところです。身体が危険にさらされているわけでもないのに、拒絶や孤立を恐れて動けなくなっている自分に気づくと、行動のハードルが少し下がるんですよね。また、自由とは気ままさではなく、自分らしさを選ぶ責任だと腹落ちすると、迎合して得る一時的な安心より、長く効く選択をしたくなる。さらに、次の段階に進むにはある程度の負荷が前提だと理解できるので、「苦労=間違い」という思い込みからも抜けやすくなります。 結局この本がくれるのは、劇的な変化より、「自分の恐れの扱い方が少し変わるだけで、進める方向が広がる」という実感です。周りに合わせすぎて自分を見失いがちな人に、とくに届くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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