
ハーバードの“正しい疑問”を持つ技術 成果を上げるリーダーの習慣
ロバート・スティーヴン・ カプラン and 福井 久美子
CEメディアハウス / 2015-07-16
この本について
仕事で判断がぶれたり、自分が今やっていることが本当に「自分の役目なのか」分からなくなる時ってありますよね。私もよく、目の前のタスクを片付けているはずなのに、全体としてどこに向かっているのか見えなくなる瞬間があります。 この本が効くのは、そんなモヤモヤに対して、いきなり答えを示すのではなく「どこに問いを置くか」を教えてくれるところです。たとえば、迷ったときに一歩引いて「そもそもこれは自分がやるべき仕事か?」と問い直す習慣。その一つだけでも、時間の使い方や優先順位のつけ方がかなり変わります。また、ビジョンをふわっと語るのではなく、五年後の具体的な姿を描き、そのために“絶対に失敗できないタスク”を選ぶという考え方も、日々の判断を落ち着かせてくれます。さらに、上司であれ誰であれ、理解できないことは理解できないと言う勇気を肯定してくれる点も救われました。意見を出すことを「強いリーダーシップ」と定義してくれるので、肩書きに関係なく行動の基準がクリアになります。 自分の役割や優先順位が曖昧なまま頑張り続けてしまう人には、特に刺さると思います。私自身、この本の問いかけに何度も助けられましたし、状況を立て直すときの“戻る場所”として手元に置いています。
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