
グサリとくる一言をはね返す心の護身術 (SB文庫)
バルバラ・ベルクハン、瀬野 文教
この本について
仕事でも日常でも、ちょっとした一言がずっと胸に残ることってありますよね。言った本人は軽い気持ちでも、こちらはその日の帰り道まで引きずったりして、「なんであんなに気にしてしまうんだろう」と自己嫌悪になることもあります。強くなりたい気持ちはあるのに、ただ我慢するだけでは消耗していくばかりで、結局また同じパターンを繰り返してしまう。そんなモヤモヤを抱えているときに、この本の言葉がけっこう効きました。 特に「批判者の攻撃パターンを書き出す」という発想は、感情に押し流されがちな場面を少しだけ客観視させてくれます。相手の言葉そのものではなく、いつもの“癖”を見つけるだけで、不思議と心の距離が生まれるんですよね。また、弱さや感じやすさを否定せず、それを創造性の源なんだと位置づけてくれるところも救いがあります。強くなるのではなく、守り方を知ることで日常のストレスがかなり変わる。私はこれで、苦手な人からの一言に対して、反射的に固まることが少し減りました。 「気にしすぎと言われても、気になるものは気になる」というタイプの人には、特にしっくりくると思います。無理に図太くなるのではなく、自分の心の柔らかさをそのまま残したまま扱えるようになりたい人に向いている本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
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