
ダメな文章を達人の文章にする31の方法 なぜあなたの文章はわかりにくいのか?文章の書き方が分かる本(縦組版)
山口 拓朗
明日香出版社 / 2024-10-16
この本について
文章を書いていて、「伝えたいことはあるのに、どうしても平凡な感じになるな…」とか、「読み返すと自分でも何を言いたいのか曖昧だな」と感じること、けっこうありませんか。僕もよくあります。書く前はそれなりに考えているつもりでも、文字にすると途端にぼんやりしてしまうあのモヤモヤです。 この本を読んで印象的だったのは、文章そのものより“自分への質問”の質を見直す、という視点でした。平凡な文章は平凡な質問から生まれ、鋭い文章は鋭い質問から生まれる。たとえば「なぜこれを書くのか」「本当にそう言い切れるのか」と突っ込んでいくと、自然と余計な言葉が減り、伝えたい部分だけが残っていく感覚があります。句読点の置き方ひとつで意味が崩れるケースについての指摘も、実際に文章を書く人間としては耳が痛いけれど、そのまま日常の実践に持ち帰れる内容でした。 派手なテクニックではなく、あくまで“考える姿勢”を整える本なので、読んだその日から劇的に変わるというより、じわっと手癖が変わっていくタイプの一冊です。自分の文章がどうにもぼんやりする…と感じている人には特に刺さると思います。自分の言葉を少しでも前に進めたいとき、机の横に置いておくと心強い本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの75%が集中しています。
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