
あなたという習慣を断つ
ジョー・ディスペンザ and 東川恭子
ナチュラルスピリット / 2015-07-01
この本について
最近、「頭では分かってるのに、いつもの反応パターンから抜けられない」みたいな感覚を抱えている人、多い気がします。やる気が出た翌日に元通りだったり、未来の不安ばかり勝手に想像してしまったり。僕もずっとこの堂々巡りに悩んでいました。 この本が面白いのは、根性論ではなく「思考と身体の関係」をかなり具体的に扱っているところです。たとえば、何かを変えようとするときに一番抵抗してくるのは、実は自分の身体のほうだという指摘。たしかに、いざ動こうとすると理由を並べて止めにくるあの感覚、妙に腑に落ちました。また、行動する前の段階で「未来の状態を感じる」ことを重視する姿勢も特徴的で、これは実際に試すと少しずつ日常の選択が変わっていきます。瞑想がメインに据えられているのも、単に落ち着くためではなく、無意識に染みついたOSを書き換えるための手段として語られているからです。 個人的には「予測しようとする癖を一度脇に置く」という考え方が一番効きました。こういう本はどうしても大げさに聞こえがちですが、日常の反応パターンを静かに見直したい人には意外と実用的です。理屈でねじ伏せるより、まず“いつもの自分”から一歩外に出たい人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
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