
マレーシア大富豪の教え
小西 史彦
ダイヤモンド社 / 2017-04-05
この本について
仕事でも人生でも、気合だけでは前に進まないのに、理屈だけでも動けない。そんな中途半端なモヤモヤって、けっこうありますよね。僕も「このままの自分で勝負して大丈夫か…」と不安になることが多いのですが、この本を読んで少し視点が変わりました。 著者が繰り返し語るのは、持っているものより「どう立つか」。同じ平凡さを抱えているからこそ、根性に依存してきた話が変に力まず響きましたし、居心地のいい人間関係から一度つま先立ちで外へ出ることでしか鍛えられない、という感覚もすごく実感が湧きます。また、交渉で「譲らない一線」を決めておく考え方は、仕事で判断がブレがちな人ほど効くはずです。相手が強者でも、そこで折れない経験そのものが自分の土台になるんだと感じました。 さらに、家族のために働けばいいというシンプルな価値観も、肩の力が抜ける一方で、変な忠誠や見栄に振り回されない軸としてすっと腹に落ちます。結局、目の前の問題に集中し、群れから離れて自分の土俵を選ぶしかない。その当たり前を丁寧に言語化してくれる本でした。 自分の「戦う場所」をまだ定めきれていない人に、特に刺さると思います。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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