
竹中式 イノベーション仕事術 「楽には生きられない日本」で闘う12の力 (幻冬舎単行本)
竹中平蔵
この本について
仕事でも人生でも、「どれが正解なんだろう」と考え込んで動けなくなることが僕はよくあります。選択のたびに迷うし、結果が出ないと必要以上に落ち込んだりもする。そんなときにこの本を読むと、少し視界が広がるんです。「結果に恋々とするな」とか「ひとつの緊張は別の緊張で緩められる」という言葉に、救われる人は多いと思います。 特に刺さるのは、華やかな裏側にある“地味だけど効く力”を淡々と語ってくれるところです。Back to Basics=飽きない力、という言い方はまさにそうで、結局は基本を繰り返す根気がブレない自分をつくる。考えすぎて手が止まりがちな僕には、「まずやってみなさい、ただし忍耐強く正確に」というメッセージが現実的でよかったです。派手な逆転劇じゃなく、今日の行動が1ミリ変わる感じ。 もう一点、この本は視野を広げるのがとにかく上手いです。歴史や経済の話が急に出てくるのに、それが妙に自分の選択とつながる。「何が良いか悪いかなんて簡単にはわからない」「サンクコストに縛られるほど動けなくなる」など、迷いを抱える側の感覚からズレていないので、無理にポジティブにさせようとしないのも読みやすさにつながっていました。 日々もがきつつも、ちゃんと前に進みたい人。そんなタイプに一番しっくり来る一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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